女子だって、男子から褒められたいのはもちろんですが、
女子が幼い頃から大人になるまで「かわいいね」と年長から褒められ、同性同士で褒めあうのが基本なのに対して、男子は小学生に上がる頃から、かわいいとは言われなくなります。
もちろん親から見れば子供はいくつになっても可愛いですが、男子は子供の頃から「かわいい」に代わるものとして「たくましい」とか「賢い」とかいう様々な価値を模索しているものです。
そのようなことから、男子はなかなかサクッと褒められることに慣れていません。
褒められることへの渇望は、女子より大きいといえるでしょう。
学校を卒業したら、男子でも女子でも一流企業に就職している人もいれば、フリーターをやっている人まで様々です。
女子は職業に関しては、割と自由ですが、男子の場合はそういうわけには行きません。
やはり仕事が充実していることが大事です。しかし、勤め人が会社で常に褒められるということは、
まずありません。逆に怒られてばかりのことが多いです。それだけに趣味の世界や、特技を大事にします。趣味と仕事を否定しない事もそれに通じます。
そこを褒められると、男子はとても喜びます。
女子の趣味というのは、どちらかというと洋服選びのようなもので、自分を輝かせるために存在するアクセサリー的なものであることが多いですが、
男子の場合は人によっては仕事よりも重要な自己存在がかかっているものなのです。
だから、男子の趣味をアクセサリーだと思って、「つまらない」の一言で片付けるのは厳禁です。
どんなにつまらなそうに見えても、まずは理解してあげることが大事です。